副業の確定申告のやり方|20万円ルールと住民税の落とし穴【2026年版】

副業の確定申告のやり方|20万円ルールと住民税の落とし穴【2026年版】 会計・税金

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「副業で少し稼いだけど、確定申告って必要?」——年末が近づくと副業ブロガーが必ず直面する疑問です。「20万円までは申告不要」と聞いたことがある方も多いですが、実は住民税の申告は別途必要 で、ここが最大の落とし穴です。この記事で「必要 or 不要」を明確に判断できます。

【この記事の結論・TL;DR】

  • 副業所得(売上-経費)が 年20万円超なら確定申告が必要
  • 20万円以下でも 住民税の申告は別途必要 (ここが盲点)
  • 住民税を 「自分で納付」 にすれば会社に副業がバレにくい
  • 確定申告は e-Taxで自宅から30分〜1時間 で完了

公開日: 2026年7月18日 / 最終更新: 2026年7月18日
免責事項: 本記事は一般情報であり、税務相談の代わりにはなりません。個別ケースは税理士・税務署に相談してください。

副業の確定申告は必要?【結論】

結論、副業所得が年間20万円を超えたら確定申告は必須です。 「所得」とは売上から経費を引いた金額なので、売上30万円でも経費が15万円あれば所得は15万円で申告不要になります。ただし 20万円以下でも住民税の申告は別途必要 なので、そこを見落とさないよう注意が必要です。

判定フローチャート

副業所得 所得税 住民税
20万円超 確定申告 必要 確定申告に含めればOK
20万円以下 申告 不要 住民税の申告は必要

「20万円ルール」の正しい理解

有名な「副業20万円以下は申告不要」は 所得税に限った特例 です。以下3つの条件をすべて満たす場合のみ適用されます。

  1. 本業が給与所得(会社員・公務員)
  2. 年末調整が済んでいる
  3. 副業所得(売上-経費)が20万円以下

自営業やフリーランスが副業をしている場合、この特例は使えません。全額申告が必要です。

筆者は本業が会社員でありながら副業として当ブログを運営しており、副業所得の確定申告はe-Taxで実施した経験があります。所得金額は年により変動するため公開していませんが、20万円ルールと住民税の扱いを正しく理解しておくと、迷いなく判断できます

住民税の落とし穴とは?

住民税は「所得税とは別制度」 なので、20万円ルールが適用されません。副業所得が1円でも発生した時点で、住民税の申告は原則必要です。

以下2つのパターンで対応してください。

パターンA:確定申告をする場合

所得税の確定申告書に副業所得を書けば、そのデータが自治体に連携されます。 住民税だけを別途申告する必要はありません

パターンB:確定申告をしない場合(副業所得20万円以下)

お住まいの市区町村で住民税の申告 を別途行う必要があります。多くの人がこれを見落として無申告になっているのが実情です。

会社に副業がバレたくない場合の対処

会社バレの主原因は 住民税額の変化を経理担当が発見する ケースです。防止策は以下です。

  • 確定申告書の第二表「住民税に関する事項」で 「自分で納付」 にチェック
  • これで 副業分の住民税だけ自宅に納付書が届く ので会社経由の徴収額は変わりません
  • ※副業禁止規定がある会社では、就業規則を必ず確認してください

確定申告のやり方【e-Tax編】

自宅から最短で完了するのは e-Tax(電子申告) です。以下の手順で進めます。

ステップ1:必要書類を揃える

  • 源泉徴収票(会社から発行、本業分)
  • 副業の売上・経費が分かる資料
  • マイナンバーカード
  • 対応スマホ or ICカードリーダー

ステップ2:国税庁「確定申告書等作成コーナー」にアクセス

「e-Taxで提出」を選択。マイナポータル連携を使うと、源泉徴収票・医療費・iDeCo・生命保険料控除等が自動取得できます。

ステップ3:収入・控除を入力

  • 給与所得:源泉徴収票の内容を転記
  • 雑所得 or 事業所得:副業ブログの収入と経費を入力
  • 各種控除:医療費、iDeCo、生命保険料など

ステップ4:住民税の徴収方法を選択

第二表の「住民税に関する事項」で 「自分で納付」 にチェック。

ステップ5:送信

マイナンバーカードで電子署名して送信すると、その場で受付完了通知が届きます。所要時間の目安は30分〜1時間 です。

筆者がe-Taxで確定申告した際の実測所要時間は約1時間。事前にマイナポータル連携で源泉徴収票・iDeCoデータを自動取得しておくと、収入・控除の入力工程が大きく短縮されます。つまずきやすいのは「住民税の徴収方法」の選択箇所で、副業がバレたくない方は必ず「自分で納付」にチェックを入れてください

経費として計上できるもの

副業ブログで経費計上できる代表例です。

  • サーバー・ドメイン代(全額。選定情報は エックスサーバーの評判 、開設手順は WordPressブログの始め方 を参照)
  • AIツール・SaaSの月額利用料(業務利用分)
  • 書籍・学習教材(ブログ運営関連)
  • 通信費(自宅ネットの一部、按分)
  • PC・カメラ等の機材(10万円未満なら全額、以上なら減価償却)
  • セミナー・イベント参加費

プライベート兼用の費用は「按分」して計上 します(例: 自宅ネットは業務使用時間比率で30%など)。

確定申告で気をつけるポイント

  • 記帳は日々つける(freee/マネーフォワードで自動化推奨。詳細は クラウド会計ソフト比較記事 参照)
  • 領収書・レシートは7年保存(青色申告は7年、白色は5年)
  • 売上の入金日と発生日を区別(発生主義)
  • 消費税は原則、売上1,000万円超で課税事業者 になる

よくある質問(FAQ)

Q. 副業所得が赤字なら申告不要ですか?
A. 事業所得なら 他の所得と損益通算 できるので申告した方が有利になる場合があります。雑所得は損益通算不可です。

Q. 副業のポイントやポイ活も申告必要?
A. 換金性のあるポイントは 雑所得として計上 が原則です。ただし少額なら実務上申告しないケースもあり、判断は税務署に確認を。

Q. 副業でも青色申告できますか?
A. 事業所得と認められれば可能ですが、副業規模だと 雑所得扱いになるケースが多い ため、青色申告控除を狙うなら開業届の提出と事業実態の証明が重要です。

まとめ:所得税より住民税に注意

副業の確定申告で最大の落とし穴は 住民税 。「20万円ルール」は所得税だけの話で、住民税は1円から申告が必要です。会社バレを防ぐには 「自分で納付」の選択 を忘れずに。

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この記事を書いた人

tamesho — 副業ブロガー・SaaS/AIツールレビュアー。個人・小規模事業向けのAI・SaaSツール比較メディア「tamesho lab」運営。すべてのレビュー記事で対象ツールを実際に契約・使用した上で執筆する方針。

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